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それから、「姿勢」ですが、例えばミシンなどの道具によって手縫いすることが減ったように、手でつくるプロセスによって実現するモノも数多くあるかと思います。ただ単にノスタルジックに「手作り」を復権させるのではなく、手でできたことの多様性を捉え直すことから、新しいデザインのカタチを模索することも可能でしょう。
効率よくモノをつくり、安価に販売することによって、衣服は私たちの生活において
かつて「自分で作り、直すもの」から、「買い替えるもの」になってしまいました。
自らが積極的な関与をものづくりに持つためには、デザイナーがその余地を与えることも
大切ではないかと思っています。それは機能的な側面のみならず、感覚的な側面もあるでしょう。ファッションであれば、社会的な側面もあるでしょう。
与えられたものとして服、社会、環境を考えるのではなく、自分から変えてみるという
ことを強く意識させられたレクチャーでした。